【GCPでWordPress】最新版Let’s Encryptでの無料SSL化方法
今まではcertbot-autoを使って無料SSL化できていましたが、どうやら2020年9月頃からできなくなっていたみたいです。そこで最新のやり方を見つけたので共有したいと思って記事にしました。
現象
$ ./certbot-auto certonly --webroot -w /var/www/html/ -d example.com -d www.example.com
Skipping bootstrap because certbot-auto is deprecated on this system. /home/app_admin/certbot/certbot-auto has insecure permissions! To learn how to fix them, visit https://community.letsencrypt.org/t/certbot->auto-deployment-best-practices/91979/ Your system is not supported by certbot-auto anymore. Certbot cannot be installed. Please visit https://certbot.eff.org/ to check for other alternatives.
従来のやり方でcertbot-autoを実行しようとするとこのように怒られてしまいます。
結論
結論だけ知りたい方はここだけ見てください。
今回はGCPでWordpressを構築した方を想定しています。( Apach / Debian9 )
以前のcertbot-autoがインストールされている方は、以下のコマンド等で削除しておきます。
sudo apt-get remove certbot, sudo dnf remove certbot
次に新しい方法でインストールします。
sudo apt update
sudo apt install snapd
sudo snap install core; sudo snap refresh core
sudo snap install --classic certbot
sudo certbot --apache
解説
ここでは結論で書いたコードの説明と、GCPでWordpressを初めて構築した場合の設定方法を解説していきたいと思います。
ここで書いたやり方は、certbotの公式に書いてあるものをまとめたものです。今回は( Apach / Debian9 )の構成を想定していますが、NginxとUbuntu等さまざまな構成のやり方も乗っているので違う構成の方はこちらを参照ください。
古いバージョンが入っている場合
証明書の更新をしようと思ってエラーがでた方は、古いバージョンなのでアンインストールが必要になりますので、以下のコマンドでアンインストールします。
sudo apt-get remove certbot, sudo dnf remove certbot
snapdをインストールする
まずsnapdをインストールします。こちらはコマンドラインにて↓を入力。
sudo apt update
sudo apt install snapd
snapdが最新バージョンか確認する
以下のコマンドでsnapdが最新か確認できます。
sudo snap install core; sudo snap refresh core
snapを使ってcertbotをインストール
sudo snap install --classic certbot
以下を実行すると、certbotコマンドが実行できるか確認できます。
sudo ln -s / snap / bin / certbot / usr / bin / certbot
certbotを実行して証明書を取得
sudo certbot --apache
こちらを実行すると、メールアドレスを要求された後に証明書を発行したいドメインを要求されるので入力すると完了です。
証明書の発行は以上で完了になります。
GCPでWordpressを新規構築した場合は、設定をしないとhttpsを使うことができません。
以降の設定方法はこの方の記事がとても分かりやすかったので、証明書の設定パートから実行することでできます。
まとめ
最後、証明書の設定部分は疲れて参考で終わりにしてしまいましたがLet’s Encryptでの最新SSL化難民は救済できたのではないでしょうか。
こんな感じで記事を書いていくのでよろしければ他の記事もご覧にいただけると喜びます。

zawa1205
webフロントエンドエンジニア