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【AWS CLF】クラウドプラクティショナーを0から2週間で受かった勉強方法を伝えたい!

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AWSCLFクラウドプラクティショナー
カテゴリ
AWS資格
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今回、フロントエンジニアでAWSを触ったこともない状態から2週間でCLF(クラウドプラクティショナー)に合格することができました。そこで今後CLFを受ける方への参考になればと思い書かせていただきました。

TL;DR

  1. AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーで全体概要を把握
  2. UdemyのAWS CLF 模擬試験問題集(7回分)を1回ぶん解く
  3. (2.で正解も含め)解説を読み、全問自分なりの言葉で説明できるようにする(ここが重要)
  4. 2.と3.を7回分、何周もまわす

筆者のスペック

まずCLFを2週間で受かったといえど、AWSをガンガン使ってましたなんてことだと参考にならないですよね。

また、AWSの公式ページにて、CLFの試験対象者はAWSクラウドに6ヶ月間触れていることが推奨されています。

AWSクラウドに6カ月間触れている…

私はAWSのサービスは仕事の業務でも触ったことがないし、趣味でも触ったことがない。

なんなら、どんなサービスがあるのかすら知りませんでした。(EC2?ナンジャソリャ)

そんな状態でしたが、CLFには合格できました。

具体的な勉強方法

1.参考書でざっと把握

自分の場合だと、いきなり問題集を解いても予備知識がないので頭に入ってこないと思い参考書を1周しました。

使った参考書は『AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー』です。(↓のやつ)

中身ですが、AWSを触ったことがない自分でも『AWSとはなんぞや、どんなサービスがあるのか』大まかに理解できました。

この本の役割は『AWSについてざっと把握すること』だと思っているので、読んでいて理解できない部分が出てきてもスルーしました。(次の問題集を解く段階でしっかりと理解できるので、これは自分でも正解だと思いました)

この本を1周読むのにかけた日数は大体3, 4日くらいでした。(全10章、約280ページ)

平日の仕事終わりに2, 3章ずつ進めました。

また章ごとに簡素な確認問題がありますが、解説はないのでこれ1冊で試験に挑むのは厳しいと感じました。

2. 問題集を解き、全問解説できるようにする

次に行ったのが、問題集を解くことでした。

使用した教材はUdemyで一番人気だった7回分の問題集。(↓のやつ)

結論から言うと、この問題集は本当に買ってよかったです。
試験7回分(基本3回、応用3回、鬼ムズ1回)と量が多く、解説も非常に細かいです。

難易度に関しては他の方も書かれていますが、

Udemyの基本 ≦ 本番 ≦ Udemyの応用

実際に受けた自分の体感では↑でした。

本番の大体はUdemyの基本問題くらいの難しさ、少しだけUdemyの応用問題くらいのが混じっているかな?程度。

この問題集は、『とりあえず受けてみて解説を読み込んで自分の言葉で説明できるようにする』という方法で使いました。

私は1周目は基本問題も応用問題も50%近辺でした。

ですが問題を解くのはあくまでおまけで、その後の解説を読み混んで自分の言葉で説明できるようにすることが最も重要で効果がありました。

具体例を出すと、Udemyの問題で以下のようなものがあります。

(問題) A社はAWSを用いてウェブアプリケーションをデプロイしたいと考えています。 アプリケーションをリアルタイムかつ高速に処理ができる、データレイヤーとして機能するサービスはどれでしょうか?

A. S3
B. ElastiCache
C. EBS
D. RDS

解説には、
Aは○○なので不適切
Bは○○なので適切
Cは○○なので不適切
Dは○○なので不適切

と書いてあります。

そこで、私はこの問題と選択肢を見たら

『問題文のキーワードはウェブアプリケーション、リアルタイムかつ高速な処理、データレイヤー。これはElastiCacheの特徴、キャッシュを使うためElastiCacheは高速な処理が可能。S3は大量データ向けでリアルタイム向けではない。EBSは頻繁なアクセス向け、大量データ向けであって高速処理には向かない。RDSはデータベース、リアルタイム&高速処理というキーワードとは結びつかない。』

と自分なりに解釈して説明できるようにしておきます。

2周目で解く時に↑のように説明できれば定着していますし、説明できなかったら忘れているので3周目をやります。

すぐに2周目をしても短期記憶で選択肢を覚えてしまっているので、自分は同じ問題は最低でも1日は空けて周回していました。

この、『解説を読み自分なりの言葉で説明できるようにする』段階がめちゃめちゃ時間がかかりました。

Udemyの問題集1つに60問前後あるのですが、60問終わらせるのに5,6時間はかかっていました。
ですがここだけは惜しんではいけません、マジ定着します。

また、心配性の私は100%を取るまで回しましたが大体4 ,5回目でどの回も100%達成しました。

9割程度取れていれば本番も受かるんじゃないでしょうか。

この問題集は10日くらいかけて4, 5周して「もう悔いはない」と思い本番に挑みました。

気になる本番の点数

本番試験は1000点満点のうち、755点でした。

700点で合格なのでわりかしギリギリでしたね、危ない…

また、本番ではUdemyで見たことがないサービス名がちょくちょく出てきます。(これが実際にありそうな名前してやがる…)
知らないものは知らんので、それは偽のサービス名か勉強に出てこなかったマイナーサービスです。
選択肢中の自分の知っているサービスから消去法で答えを導き出しましょう。

まとめ

AWS CLF(クラウドプラクティショナー)を取って、何の役に立つの?と思う方もいるかと思います。

私の場合はフロントエンドエンジニアなのでAWSとは縁がないと思っていましたが、バックエンドやインフラの方との会議で「Lambdaの○○が〜」とか、「○○プロジェクトの△の工程をAWSで自動化しようと思っていて、これが図です。(以下図の説明〜)」など、業務で結構AWS関連のワードが飛び交っていることに気づけました。

今までは内心よくわかっておらず「ウンウン、ナルホド」みたいなこともありましたが、今回勉強をし視野が広がることでより深い内容の話ができるようになりました。

なのでこの記事を読まれている方はぜひAWS CLFの資格取得目指し頑張ってください!

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